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| 第15段:食べ物の成分は赤ちゃんの右頬へゆく? |
食物アレルギーが原因でアトピー性皮膚炎になったと信じて子供を抱いて来院されたお母さんには、たくさんの誤解、迷信、疑問があります。
食物アレルギーでアトピーがひどいと受診された赤ちゃんの顔をじっと診察すると、顔の右側と左側のアトピー性皮膚炎の湿疹病変には状態の差が大きいのに気づくことが多いのです。
食物が原因なら食べた栄養素が右側にだけ集まるなんて変ですよね。
実は赤ちゃんを抱くときに親の左側に頭が来るように抱いている場合が多いのです。大人の左胸の洋服の繊維に接触した赤ちゃんの右頬は機械的刺激のために肌荒れを起こしています。
大人の抱くときの癖で右側の頬が皮膚炎を起こしやすい場合と、左側の頬が
皮膚炎を起こしやすい時とが変わります。
食べ物によるアトピー性皮膚炎は意外と少なく、不適切なスキンケアで起こしている場合が意外と多いのです。
「食物アレルギーでアトピー性皮膚炎になっている!」と心配で受診されたご両親の前で赤ちゃんの服を脱がせて診察すると、顔は湿疹状態ですが、体や手足はきれいな肌の場合がしばしばです。
「食物アレルギーの成分は顔にだけ集中し、体や手足にはゆかないのですか?」と質問すると「あっ」と考え込まれて、スキンケアに気づかれる人がほとんどです。