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第36段:垢すりタオルで体をするのは、皮膚に鑢(やすり)をかけている |
35段でもふれましたが、ナイロンやポリエステル、アクリルの繊維などの化学繊維は基本的には固い繊維で、細くすることで柔らかさを表現しています。
それ自体は問題無いのですが、繊維の固さが原因で皮膚に傷害を受ける人がいるということを知って欲しいのです。
垢すりタオルでゴシゴシ体をこすりますと垢も落ちますが固い繊維の刺激のために皮膚には色素沈着が出現し、垢を落として白い肌にしようとしたのに返って肌の色が黒くなったり、皮膚に傷をつけたりしてしまいますよ。
第17段でも書きましたが、「いたい+あたたかい=かゆい」の痛いのもとは垢すりタオルで作られていることが多いのです。
皮膚にやすりをかければ皮膚に傷がつき痛くなります。
風呂に入って体をきれいにするのなら、普通の木綿のタオルで十分です。
鑢をかけて皮膚に傷をつける垢すりタオルのご使用を控えてください。
(でもゴシゴシ垢を落とした後はなんとなくすっきりとした感じがして気持ちがいいと思うのですが・・・・・というのが本音ですよ。でも背中は泣いてますよ!ほんとうに)