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心にうつりゆくそぞろごと
「心にうつりゆくそぞろごとを、そこはかとなく書きまぎらわしたるもの」を紹介しようと思い立ちました。
徒然草のごとく「日くらし硯に向かう」ほど暇ではありませんが、「心にうつりゆくよしなしごと」よいうか「そぞろごと」は、いくつも現れてきます。医学書を作るよりもこの方が人間味のある文になるのではないかと思います。
しばらくは「私の心にうつりゆくそぞろごと」とおつき合い下さい・・・

  第38段:手はきれいですか?  

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風邪の予防は手洗いからと言われますが、一部にはあまり効果はないとも言われています。
うがいや手洗いが完全に予防に役立つとは断言しませんが手をきれいにすることが悪いわけではありませんので、手洗いの仕方を紹介しましょう。

1)石鹸と流水で手に泡立てる。
2)指を組むようにして両手をこすりあわせる。
3)指先をもう一方の手のひらでこする。(右・左)
4)親指をもう一方の手のひらで握るようにしてこする。(右・左)
5)手の甲をもう一方の手のひらでこする。(右・左)
6)手首をもう一方の手のひらで握るようにしてこする。(右・左)
7)全体をくまなくこすりながら流水でよく洗い流す。
8)きれいなタオルで手の水分をとる。

★長い爪や荒れた手は病原体の繁殖地です。
 爪は適切な長さにして、美しい手を保ちましょう。
★指の間もていねいに洗いましょう。
★最低でも30秒かけて手を洗って下さい。
★薬用石鹸は手荒れの原因になります。
 普通の手洗いでは使用しないほうが良いでしょう。
★かぜをひいても入浴し、皮膚に付着したかぜの病原体を洗い落としましょう。
 かぜの感染経路の半分は手からという研究もあります。

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