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人と動物とのふれあい運動(コンパニオン・アニマル・パートナーシップ・プログラム)の英語の頭文字をとってこう呼ばれています。
この運動は人と動物との絆を大切にする運動です。日本でも10年以上前から取り組みが始まり、益田市でも訪問活動が昨年から始まりました。
訪問活動は、獣医師(益田市では池内獣医科病院の池内豊・緑先生ご夫妻を中心に活動されています。)とボランティアが健康な動物(犬・猫・鳥・兎・ハムスターなど)をつれて各種福祉施設などを訪問し、ふれあいの場を設け、高齢者、児童、心身に障害のある方々に対して精神的な面とリハビリテーションの手助けをしています。
(益田市立養護老人ホーム「清月寮」には定期訪問中、益田市立老人保健施設「くにさき苑」には不定期訪問中、現在、更に別の施設への訪問活動を準備中です。)
社会や教育現場で、動物の持つ温もりや動物との接し方などを指導し、動物を通じて思いやりの心を育むことを願っています。
全国組織としては社団法人日本動物病院福祉協会(電話:03−3235−3251)という組織があり、益田市では池内獣医科病院(電話:0856−23−3630)で熱心な活動をされています。
池内先生と私(松本祐二)は共に益田西ロータリークラブのメンバーでクラブもこの運動の援助をしています。
こんな関係でトピックスのページに登場しました。
私が嘱託医をしている益田市立養護老人ホーム清月寮では昨年の10月から受け入れをしていただき入寮者の笑顔が増えたように思います。
職員の方々の感想でも「入寮者は訪問が楽しみで、以前よりも表情が豊かになった」などと話されています。
私達の活動状況では数字で効果を表すことはできませんが、手応えは十分です。
犬や猫などの健康管理、しつけなどは非常に丁寧にされており人間が病気をうつされるなどという事件は一度も起こっていませんし、訪問する動物は検便検査や健康診断を定期的に実施し、訪問前にはシャンプーもきちんと済ませており抜け毛やフケ、ノミなどの対策も十分な状態で訪問させています。
(笑い話ですが、「犬や猫のほうが病気をもらわないかな?」などと話しているくらいです。もちろん訪問する動物が体調を崩すとお休みします。)
一度に10頭以上の犬や猫が訪問しますが、よく躾られており泣き声や飛びつくような行動はまず起こしません。「百聞は一見にしかず」見学にどうぞ
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