/トピックストップ /検索 /管理用 | 松本医院Home |
2007年から2008年のインフルエンザ流行の予測 |
松本医院の院長の松本祐二は、10月16日に予想をしてみました。
今度の冬のインフルエンザは大流行と予想しています。
外れて欲しいのですが・・・
流行しそうな理由
1.
暖冬の年と厳冬の年を比較すると厳冬の年が大流行する確率が高いという事実があります。今年は南米のペルー沖のラニーニャ現象が活発なようで厳冬の予想が出ています。
2.
本年の接種予定のインフルエンザワクチンは昨年のワクチン(1999年と2005年と2004年に分離されたウイルス)と異なり、今年は2006年と 2005年2004年に分離されたウイルスで3種類とも新しい株です。
このためこれらのインフルエンザウイルスに免疫力を持っている人は少ないと予想されます。
3.
12月の天皇誕生日が日曜日となり振り替え休日とで22日〜24日までの3連休になります。
年末年始は12月28日の金曜日の御用納めから1月6日の日曜日まで10日間の連休になります。
1月の成人の日は1月14日で12日から3連休になります。
結局、約4週間に3回の連休があり大勢の人が通常と異なる生活をすることになります。
さらに生活が不規則になりやすく、疲れをためたり、無理をすることでインフルエンザが流行しやすい状況が生まれやすくなります。
4.
昨年はインフルエンザ治療薬のタミフル騒動があり治療薬がないと錯覚していて、感染拡大や重症化を促進させてしまう可能性があります。
インフルエンザは予防が第1です。インフルエンザワクチン接種をしましょう。
11月中に接種を済まされることをお勧めします。
インフルエンザワクチンはワクチンを接種してから十分な効果が期待できるまでに2週間程度が必要です。
12月10日までには済ませておきたいですね。
当院ではインフルエンザワクチンの予約の必要はありません。
12月下旬になるとワクチンの在庫がなくなる可能性がありますので、なるべく早く接種しましょう。
(実は、昨年と一昨年はワクチンが余りました。今年も同じ数のワクチンを確保しています。)