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心にうつりゆくそぞろごと
「心にうつりゆくそぞろごとを、そこはかとなく書きまぎらわしたるもの」を紹介しようと思い立ちました。
徒然草のごとく「日くらし硯に向かう」ほど暇ではありませんが、「心にうつりゆくよしなしごと」よいうか「そぞろごと」は、いくつも現れてきます。医学書を作るよりもこの方が人間味のある文になるのではないかと思います。
しばらくは「私の心にうつりゆくそぞろごと」とおつき合い下さい・・・

  第90段:スギからヒノキへバトンタッチ  

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桜の咲く季節になると杉の花粉の飛散(悲惨)も終息しますが、まだ症状の軽くならない方がありますね。
最近は比較的認識されてきましたが、ヒノキ花粉症です。
ちょうどスギ花粉が終息の時期からヒノキの花粉が飛散し始めます。
両方に過敏な方やヒノキだけの方もあり、いつまでもつらい思いをされて大変ですね。

花粉はいろいろな種類のものが飛んでおり、症状の程度に差はありますがいろいろと人間を苦しめます。
花粉症は最近はサルにも認められており(サルが人間に近くなったのではありません)さらに研究が進められています。

イネの花粉でも花粉症になることがありますので梅雨明けの後、イネの花が咲く ころに受診される方も少なくありません。

1年中くしゃみと鼻水という方はハウスダスト(家のほこり{埃}のことですが、カタカナにするとなんとなく「家の誇り」などと勘違いされても困りますが・・・・・)やダニのためのアレルギー性鼻炎の可能性があります。

もちろんほかにも冬場の寒冷刺激での鼻水や高齢者の冷え性のための鼻水などもありま すが、1年中鼻が詰まったり鼻水に悩まされる場合にはアレルギー科や耳鼻科の受診が必要でしょう。

痛いとか苦しいとかの症状が軽いために放置されている場合が多いようですが、治療を受けることでこんなに楽になるのかと思われる場合が多いようです。
ご相談ください。

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