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第101段:平成10年の人口動態統計 |
平成10年の出生数は120万6千人(昭和20年代前半の団塊の世代は1年間に250万人以上が出生)で前年を1万4千人上回ったようですが、依然横ばい状態です。
人口1000人あたりの出生率は9.6で、イタリアは9.4、ドイツは日本と同じ9.6、スウェーデンは10.1、イギリスは12.5、フランスは12.6、アメリカ合衆国は12.5と日本の出生率は低く推移しています。
婚姻数は79万2千で、離婚数は24万3千で結婚は1万4千増え、離婚は2万1千前年よりも増えました。
離婚率は人口1000人に対して1.94、アメリカ合衆国の4.44。スウェーデンの2.4、イギリスの2.97、ドイツの2.07、フランスの1.90、イタリアはカトリックの影響で0.48となっています。
予測では2025年には日本の人口のピークを迎えます。
全国平均の20〜30年先の高齢化が進む島根県の現状は郡部で高齢者の減少が始まりはじめました。
老人の割合が増えているのは、若い人の減少が著しいからで老人が増えているわけではありません。
介護をする人の数が不足してきます。
介護保険の導入を前に不安材料が続出していますが、走りながら考えましょう。
立ち止まると倒れます。
国も地方自治体も財政赤字という重荷を持っての自転車操業みたいな状況ですから、止まって倒れたら起きあがれなくなりますよ。