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心にうつりゆくそぞろごと
「心にうつりゆくそぞろごとを、そこはかとなく書きまぎらわしたるもの」を紹介しようと思い立ちました。
徒然草のごとく「日くらし硯に向かう」ほど暇ではありませんが、「心にうつりゆくよしなしごと」よいうか「そぞろごと」は、いくつも現れてきます。医学書を作るよりもこの方が人間味のある文になるのではないかと思います。
しばらくは「私の心にうつりゆくそぞろごと」とおつき合い下さい・・・

  第163段:選挙のポスターの背景の色  

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平成12年の7月は益田市の市長選挙と市議会議員選挙がありました。
ポスターを見ていて市議会議員の上半身〜顔写真の背景の色が目にとまりました。
市長候補の2人と市議会議員の候補者32名で合計34名のうち21名が薄い水色か青のバックで、青い空と白い雲の背景の3人を入れるとなんと24名が青系の寒色を背景に使用されていました。

黄色が1人、黄緑が2人、庭の景色が1人、暖色系の方や白の方が6人です。
青には清潔なイメージがありそれを利用されたのかもしれません。
夏の選挙なので涼しげなブルーが好まれたのかもしれません。
青は寒色系の色として嫌う人も多いのはトピックスの欄で取り上げたこともありますが、選挙用のポスターの背景にこんなに多いとは思いがけませんでした。
もちろん肌色を際立たせる効果も青系にはありますし、見た目に良いのが青系だったのかもしれませんね。
あなたの地区の選挙ではどのような背景の選挙ポスターが使用されていたのでしょうか?
次回の選挙の時の結果を教えてください。

青は気持ちを落ち着かせ、時間の経過を短く感じさせるのでお客さんの入れ代わりが多い方が良い商売では嫌われてしまいます。
暖色系の赤系統の色は時間を実際よりも長く感じてしまいますので、結果的には客の回転率が高まり儲けが増える色なのです。
たかが色でと考えないで下さい。
意外な事実があるのです。

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