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心にうつりゆくそぞろごと
「心にうつりゆくそぞろごとを、そこはかとなく書きまぎらわしたるもの」を紹介しようと思い立ちました。
徒然草のごとく「日くらし硯に向かう」ほど暇ではありませんが、「心にうつりゆくよしなしごと」よいうか「そぞろごと」は、いくつも現れてきます。医学書を作るよりもこの方が人間味のある文になるのではないかと思います。
しばらくは「私の心にうつりゆくそぞろごと」とおつき合い下さい・・・

  第206段:歯磨きしてますか?  

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国の進める「健康日本21」歯についても目標がありましたね。
先日、歯科の先生とお話をしていて「いつ、どのように歯を磨くか」という話題になりました。
「食後3分以内に3分間」できそうですができませんね。
解決策をいくつか提案されました。ご存知なかった方はもうけものですね。
まず、歯ブラシをどこに置くか?
食卓の上にコップを置きその中に歯ブラシを立てておくこと、食後すぐに口の中に歯ブラシを突っ込むと自然に洗面台のところまで素直に行けます。
お試しください。
口をすすいできれいに洗った歯ブラシはまた食卓の上に持って帰りましょう。
このときの歯ブラシは歯と歯の間の食べ物のカスを取るのに適したブラシがいいようです。

ということは、そうですご想像どおり、一人が1種類の歯ブラシで歯磨きをするのではないのです。
お風呂の湯船で歯ブラシを口にくわえてゆっくり歯茎のマッサージをしてみるのは如何でしょうか?
ということなのです。
湯船の中で歯磨きしていて唾液が口からあふれてきても身を乗り出して洗い場に唾液を流せばほとんど問題ありませんよね。
歯茎を磨く歯ブラシと歯と歯の間のごみを掃除する歯ブラシは使い分けが必要ということです。

歯ブラシ売り場には様々な形態の歯ブラシがあります、それどれの特徴を生かした使い方をするのが健康な歯と歯茎を作るもとなのです。
食卓の上と風呂場に歯ブラシをおいてみましょう。
(もちろん使わないとだめ)

8020(ハチマルニイマル)運動と呼ばれ80歳で20本の生きた歯を保てるようにという運動があるのはご存知ですね。
歯周病(歯槽膿漏)で歯を失わないように上手に歯磨きしてください。

歯磨き粉とか歯磨き剤どうやら不要なようですね。
積極的に勧められる歯科の先生に出会ったことがありません。
ついでながらタバコを吸う人は歯周病が進行しやすくここでも健康の敵です。
タバコを吸いながら白い歯を求めるよりも、タバコを止めたほうが手っ取り早いですよ。

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