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心にうつりゆくそぞろごと
「心にうつりゆくそぞろごとを、そこはかとなく書きまぎらわしたるもの」を紹介しようと思い立ちました。
徒然草のごとく「日くらし硯に向かう」ほど暇ではありませんが、「心にうつりゆくよしなしごと」よいうか「そぞろごと」は、いくつも現れてきます。医学書を作るよりもこの方が人間味のある文になるのではないかと思います。
しばらくは「私の心にうつりゆくそぞろごと」とおつき合い下さい・・・

  第13段:健診と検診はどう違うのかな?  

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「健診」はライフスタイルを改善して、疾患の発症を減少させることで、1次予防、あるいは健康増進を図ることです。
ですから、「健診」の場合には必ずしも疾患を発見しなくてもいいわけです。
500人やって1人の病気を発見しなくても、これはこれでいいと思います。

癌検診などの「検診」では標的疾患が必ずあります。
ですから標的疾患を拾い上げ、スクリーニングし早期発見、早期治療につなげる必要がある。
その目的は標的疾患のために手遅れにしないように、そして、死亡を防ぐことです。
こちらは2次予防です。
最終的には対象集団の死亡率を減少させることができるかどうかです。
それと、quality of lifeの改善につながるかどうかが「検診」の目的・・・
(久道 茂 [ひさみち しげる] 東北大学医学部教授 公衆衛生学、日本医師会雑誌118,10)

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