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心にうつりゆくそぞろごと
「心にうつりゆくそぞろごとを、そこはかとなく書きまぎらわしたるもの」を紹介しようと思い立ちました。
徒然草のごとく「日くらし硯に向かう」ほど暇ではありませんが、「心にうつりゆくよしなしごと」よいうか「そぞろごと」は、いくつも現れてきます。医学書を作るよりもこの方が人間味のある文になるのではないかと思います。
しばらくは「私の心にうつりゆくそぞろごと」とおつき合い下さい・・・

  第18段:ちゃんと薬を飲んでいますか?  

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私は薬剤師ではありませんが、薬の飲み方について「そぞろごと」を書いてみましょう。
毎日定期的に薬を使用する慢性疾患の場合、食後と書いてある飲み方はなぜ食後なのでしょうか?

実は食後の時間が「時間的にゆったりしていて、忘れにくい」からなのです。
食事をしなかったから飲んではいけないというのは誤りです。
食後の方が吸収がよくなる薬もありますが、一般的には食前の方が吸収がよいようです。
薬を受け取るときによく確かめて下さい。

食後とは食事がすんでどのくらいの時間のことでしょうか?

私は直後から10分以内とお願いしています。
薬袋に食後30分と書いてあるのを見かけますが、食後30分も経過するとほとんどの人は食後の次の行動に移っていて、つい飲むのを忘れてしまいます。
食後30分で薬を飲むのは困難ですね。

一方、食前の方の薬はほとんどの方が食直前に飲まれているようです。
空腹時の吸収のよいときに飲んで戴くのが目的ですから、やはり食事の1時間から30分前には飲みましょう。

食前と考えず、朝起きたらすぐと、昼食の準備を始める前、会社から帰るとき、とか、7時と11時と18時というように自分の日常生活の時間の中で食事時間の時間から1時間ぐらい前の時間を基準にするか、その時間帯の行動を中心に考えて薬を飲むようにすれば食前の薬ののみ忘れが減ります。

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