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心にうつりゆくそぞろごと
「心にうつりゆくそぞろごとを、そこはかとなく書きまぎらわしたるもの」を紹介しようと思い立ちました。
徒然草のごとく「日くらし硯に向かう」ほど暇ではありませんが、「心にうつりゆくよしなしごと」よいうか「そぞろごと」は、いくつも現れてきます。医学書を作るよりもこの方が人間味のある文になるのではないかと思います。
しばらくは「私の心にうつりゆくそぞろごと」とおつき合い下さい・・・

  第31段:悲しくないのに涙が出るのがつらい  

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花粉症の季節になりました。
今年のスギの花粉の飛散(悲惨)予想は東日本が平年並み、西日本は若干少な目という結論でした。

基本的には前年の夏の気温が高いとスギの花粉が多いようです。
花粉症といわれていますが、実際にはスギの花粉症、ヒノキの花粉症(なぜかスギ、ヒノキとカタカナで書き、杉花粉症、とか桧花粉症とは書きません)が主になります。

スギの花粉症ほど有名ではありませんが、ヒノキの花粉症も多く4月になっても症状のある人はほとんどがヒノキの花粉症の可能性があります。

花粉症は完全に治せる病気ではありませんが、症状のコントロールをすることで普通の人と同じ様な生活をすることが可能です。
私もスギ花粉症ですからあなたの苦しみはよく分かります。
積極的に治療して快適な生活をしませんか?

眠気のほとんどない薬も用意しています。
鼻に直接噴霧する薬や目薬は薬の使用量がきわめて少ないため、ほとんど副作用を認めません。
あふれ出る涙や充血したウサギの目のような状態からも解放されます。
副腎皮質ホルモン(ステロイド)を使用しなくてもかなりうまくコントロールできます。
注射による方法もありますが、12月ぐらいから治療を開始しなければ間に合わないでしょう。

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