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第42段:運動中毒とエンドルフィン |
エンドルフィンというホルモンが脳内に出てくると人間は快感を感じます。
逆に言えば快感を感じている人はそのときエンドルフィンが出ているということです。
ですから運動が大好きな人は運動をするとエンドルフィンが出てきますが、運動嫌いな人は運動をしてもエンドルフィンが出てきません。
運動中毒の人は運動をしないとエンドルフィンが出ないので運動ができない日はつらいのです。
仕事中毒の人は仕事をするとエンドルフィンが多く出ます。
それぞれの人がそれぞれの行動で嬉しくなったり、快感を感じるとそこでエンドルフィンが出てきますのでエンドルフィンの出方は十人十色になるわけです。
なにかに打ち込みそれが評価されると嬉しくなりその喜びがエンドルフィンを分泌させその快感を得るためにさらに仕事や趣味に打ち込むようになるのです。
「脳内革命」という本にそのようなことが書いてあったようですが、私はその本は読んでいません。
すべての行動がエンドルフィンにコントロールされているわけではありませんが、興味のある物質です。