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心にうつりゆくそぞろごと
「心にうつりゆくそぞろごとを、そこはかとなく書きまぎらわしたるもの」を紹介しようと思い立ちました。
徒然草のごとく「日くらし硯に向かう」ほど暇ではありませんが、「心にうつりゆくよしなしごと」よいうか「そぞろごと」は、いくつも現れてきます。医学書を作るよりもこの方が人間味のある文になるのではないかと思います。
しばらくは「私の心にうつりゆくそぞろごと」とおつき合い下さい・・・

  第56段:シートベルトしていますね  

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自動車に乗っているときは必ずシートベルトを装着していますね?
正しく腰の骨にベルトが来ていますか?
肩の鎖骨という骨にベルトがふれていますか?
シートを倒していて胸とベルトの間に空間が出来ていませんか?
おへその上にシートベルトが掛かっていると事故を起こしたときに内臓破裂を起こして死んでしまいます。
シートが倒れすぎていると身体がベルトで固定されないためにシートベルトで首を絞めることになり死んでしまいます。もう一度シートベルトの装着の仕方を点検して下さい。

信号待ちなどで周囲の車を見ていると命綱のシートベルトが「命取り綱」や「死いとベルト」になっているのを見かけます。
道具も正しく使えば役に立ちますが、誤った使い方は死を招きます。
エアバッグも万能ではありません。
シートベルトも正しく使用しないと意味がないことをもう一度確認して下さい。

後部座席の乗員もシートベルトをして下さい。
後部座席の乗員がシートベルトを装着しないでも怪我をしないとか死亡しないということはありません。
チャイルドシートも正しく後部座席で使用して下さい。
車の事故で怪我をしたり死ぬのは本当に残念です。
助かる方法があってそれを使わないという手はないでしょう、時間も掛かりません面倒だと思わないで下さい。
それが車を利用する時代の常識だと思います。

救急医療を担当する友人の医師からの話でした。

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