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心にうつりゆくそぞろごと
「心にうつりゆくそぞろごとを、そこはかとなく書きまぎらわしたるもの」を紹介しようと思い立ちました。
徒然草のごとく「日くらし硯に向かう」ほど暇ではありませんが、「心にうつりゆくよしなしごと」よいうか「そぞろごと」は、いくつも現れてきます。医学書を作るよりもこの方が人間味のある文になるのではないかと思います。
しばらくは「私の心にうつりゆくそぞろごと」とおつき合い下さい・・・

  第79段:難聴の方に失礼しました  

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先日の診療中に先天性の難聴の方が受診されました。
いつものように筆談で(手話が出来なくて申し訳ありません。)診療をしていました。
一通り診療が終わりお別れの挨拶のつもりで「他に何か聞きたいことがありますか?」と紙に書いてしまいました。
ごめんなさい。
「他に何かお知りになりたいことがありますか?」と書くべきでした。

何気ない会話の延長で難聴の方に「聞きたいことは?」と書いてしまったことを反省しています。
ここで改めてお詫びします。

ところで私の診療所のファクシミリは耳の不自由な方からの問い合わせのためにも利用していただいています。
難聴のお母さんから子供さんの病気の様子についての質問があったり、具体的な看病の指示を出したりしています。
個人的な健康相談や病気についての質問が電子メールと同様に利用されても良いと考えています。

どうぞご遠慮なく利用して下さい。

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