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  高脂血症診療のガイドライン  

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健康診断でコレステロールが高かった。
中性脂肪が(トリグリセライド)が高いと指摘された方があると思います。
日本動脈硬化学会の高脂血症診療ガイドラインを紹介します。

健診で精密検査や治療の必要性を指摘された場合には再検査を必ず受けて下さい。
受診の際は前日のアルコール摂取は絶対禁止10時間以上絶飲食を厳守していただき、安静状態で採血を受けます。
早朝の運動や散歩自動車の運転などの興奮する行為も出来れば避けていただきたい。
もちろん禁煙です。

そこで採血した結果が
総コレステロールで200未満が適正域
         200〜219が境界域
         220以上が高コレステロール血症
         220以上で以下の1〜6のどれかが当てはまれば薬物療法が開始され薬を飲みます。

1.45歳以上の男性、閉経後の女性

2.心筋梗塞や狭心症の人が自分の血のつながった人の中にいる
  (両親、祖父母、きょ うだい、叔父、叔母、いとこなど)

3.喫煙習慣のある人

4.血圧が上が140以上または下が90以上でどちらか該当する

5.肥満(体重kg÷身長m÷身長m=26.4以上)例:身長172センチ、体重79キロの人は 79÷1.72÷1.72=26.7で26.4以上となり肥満(BMIと略します。body mass index)

6.糖尿病型、糖尿病境界型などの方(糖尿病の基準値が変わりますを参考にして下さ い。)

中性脂肪(トリグリセライド)については150以上を高トリグリセライド血症とし治療開始となります。

HDLコレステロールやLDLコレステロールについてはお問い合わせ下さい。

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