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  ポリオ(小児まひ)のワクチン接種  

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ポリオ(小児まひ)はポリオに感染した人の便中にポリオウイルスが排泄され、これが口にはいることによって感染します。

ウイルスに感染しても90〜95%の人は何ら症状が出ないので免疫ができます(抵抗力を獲得します)。
5〜10%の人はかぜ症状を呈し、その後免疫ができます。
感染者の内0.1%〜0.5%の方に麻痺が現れ、永久に麻痺が残ったり、呼吸困難により死亡することがあります。

ポリオに感染すれば症状が出なくても免疫ができます。
またポリオワクチンの予防接種(ワクチンを飲むだけです。)により免疫を得ることもできます。

厚生省の調査ではこのポリオに対する免疫が昭和50年生まれ、51年生まれ、52年生まれの日本人の方々には不十分な方が40〜60%に達しているようだということがわかりました。

この昭和50年〜52年に生まれた方々は「国家検定を受けたワクチンを投与」されたにもかかわらず十分な免疫が得られていなかったのです。

厚生省からはポリオの追加接種をした方が安全だと考えられる方々を次のように定めています。


  通常の接種予定者に加えて

  昭和50年から昭和52年に生まれた方で

1.ポリオウイルス常在国に渡航される方
2.お子さまがポリオワクチン接種を受けるとき(受ける時期はお子さまと同時期)


松本医院では個別のポリオワクチンの接種を行っています。
ご希望の方は必ず予約をして下さい。日時を指定します。
ワクチンの包装が20人分が1包装のため希望者の希望の時間に実施することが困難です。費用は全額希望者の負担です。(予防接種が法律に定められた方は市町村で受けて下さい。)

国家検定したワクチンで公費で接種をしてうまく免疫ができていないので、心配な人は自腹を切って予防接種を受けなさいとは変だと思いませんか?

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