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松本医院では、新しい質問票を作って受付窓口に出しました。
従来からの初めてのときの質問票とは異なり、何度も通っている方々への質問票です。
毎回書く必要はありませんが、時々使ってみると良いかもしれませんね。
項目だけ紹介します。
一つ目の用紙の質問項目です。
1.薬の残りがある。 回分 日分 週間分 不明
2.薬を飲んだり、使ってみたが、良くならない。
3.薬を飲んだり、使ってみたら、かえって体の調子が悪くなった。
3−1.薬の副作用ではないか?
4.いつもと体調が変わって、ぐあいの悪いところがある。
5.体や心のことで相談したいことがある。
6.家族や友人の健康や心の問題で、相談したいことがある。
7.上記以外で相談や伝えておきたいことがある。
二つ目の用紙の質問項目です。
1. 病気になった原因は何だと思いますか?
2. いつ頃から病気になったのだと思いますか?
3. どうしてその頃(時)から病気になったのだと思いますか?
4. 病気のためにどんな症状が出ていますか?
5. 病気はどのくらい悪いと思いますか?
6. 病気は治るまでに長くかかると思いますか?
7. どんな治療や検査を受けたらよいと考えていますか?
8. 治療を受けたあと、病気の状況はどう変わると思いますか?
9. 病気になってから起きた問題で一番困っていることは何ですか?
10. 病気のことで最も心配されているのはどんなことですか?
11. 病気のことについて誰(他の医療機関を含む)に相談していますか?
12. 病気を治そうとしてあなたが実行していることがありますか?
毎日の診療でも一目の質問票程度は聞きたいのですが忙しいと中々できません。
二つ目の 質問用紙は受診している方が自分の病気をどのように考えているか、またどのように対応しているかを知るための質問票です。
いつもの流れ作業のようになっている診療をもう一度考え直すためのものです。
医師だけで病気が治るのではありません。
治療の主役は患者さん本人ですからねえ。
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