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健康保険が使えないインフルエンザの予防薬 |
健康保険が使えないインフルエンザの予防薬の話です。
65歳以上の高齢者とハイリスク疾患患者(慢性呼吸器または心疾患患者、代謝性疾患患者(糖尿病など)、腎機能障害患者)(ただし13歳以上)の方で家族や共同生活者など同居の方がインフルエンザに罹患したときに最大10日間予防薬を飲むことができます。
(治療薬のタミフルカプセル75を使用します)
予防接種をしなくてすむわけではありませんし、予防接種に変わるものでもありません。
インフルエンザにかかった人たちと接触して48時間以内のできるだけ早い時期に飲み始めないと効果が期待できません。
お値段はまだ決めていませんが、健康保険が使えませんので多分予防接種のほうが安くなるのではないでしょうか?
国の薬価基準と呼ばれる「いわゆる公定価格」では1カプセルが360円余りの値段ですから10個で3600円余りという計算にはなりません。様々な経費を加算しないと赤字になりますので医療機関が困ります。
とりあえず緊急避難的な予防法も日本で可能となったということだけお知らせします。
やはりポイントは予防接種ですね。